姫条のゴージャスでの課外授業がまとまり、ひと段落ついたところでの携帯が鳴った
: ちょっと席外すね
姫条 : あ、ドコ行くねん
: ごめんね〜〜
そういって姫条の頭をひと撫でするとは席を立った
姫条 : いいもん...グレたる...
: まぁまぁ、もいろいろとあるんだろうし...
なんとなくドコからの着信なのかわかったは姫条を宥めた
姫条 : ありがとな
氷室 : コホン。んっ...そろそろ、ここを失礼する
: え?
水無月: もう帰られますか?
氷室 : ええ、明日も補習がありますし...それに時間も時間ですから
水無月が腕時計を見ると20時を少し過ぎていた
水無月: なるほど、学生さんにはそろそろな時間ですね
姫条 : また早い気もすんねんけど...あれ、ちゃんも...
氷室 : ふむ。学生だったのでは?
: え〜〜と...σ(^-^;)
水無月: ちゃんについてはお兄さんからきちんと許可を頂いてますから。ね?ちゃん
: はい。それに、来ないと帰れないし...
氷室 : ...そうか...
姫条 : 送れなくって残念そうやなぁ〜センセ?
氷室 : なっ...私はそんな...姫条!!
怒りながら氷室が紅くなる。水無月が小さく笑った
姫条 : わっ。帰りますから怒らんといてください。
氷室 : .....
姫条 : ちゃんに宜しくいっといて
: はい。氷室先生。
氷室 : なんだ?
: 七夕当日は宜しくお願いします。
氷室 : ...わかった。善処しよう。
: ありがとうございます。
水無月: では、お見送りしましょう。
: 私も行きます!
そういって4人は準備が進む店内のから外へと続くドアに向った
一方、呼び出されたは店の裏にいた
: チヒロ...
チヒロ: もうちょっと...独り占め、したい...
: そんなコトいって!もう。昨日だって...
いろいろ昨日のコトを思い出したは言葉に詰まった
チヒロ: さん...紅い...?
: そ、そんなコトないわよ...うん...
チヒロがを抱きしめた
チヒロ: 大丈夫...学校、違うから...
: チヒロ...
チヒロ: こじつけたかった...それも、ある...から...
独占欲という告白をは心地よく受取った
そんなふたりに密かに近づく影
???: 何してんのかなぁ〜〜〜
チヒロ: ...?
: わっ!
聞き覚えのある声にが驚いた
チヒロ: ...誰?
???: 初めまして〜、ゴロちゃんで〜〜すvv
チヒロ: ゴロ...ちゃん?...さん、知り...あい?
悟郎 : そうだよ〜。一緒に住んでるんだからぁ〜〜
チヒロ: ......
チヒロの怒りのオーラを感じ取ったがブンブンと首を振る
: 嘘!嘘!!住んでない!住んでないっ!
チヒロ: ...
悟郎 : もう〜、そんなコトいって!ったら!
: 何で呼び捨てなのよっ!
悟郎 : 管理人さん...えっと、鷹士さん...だっけ?そう呼んでなかった?
: 記憶力がいいのね(T_T)
悟郎 : ハジメと一緒にしないでよ。可愛いコはすぐ覚えちゃうvv
チヒロ: ...あ、引越しの...人?
: チヒロ...覚えてたの?
チヒロ: うん...その日...さんと一緒だったから...
悟郎 : あーー。なんで〜、なんで一緒なの??いいな。ゴロちゃんも一緒したいっ!
チヒロ: ...ダメ...男の人は...
と悟郎が驚いた顔をする
悟郎 : すごーい。よくわかったねぇ〜。ゴロちゃんが男だって。
チヒロ: 骨格、見てたらわかる
: (そっか...医者の卵だもんね...)
チヒロ: それに...
: ??
チヒロ: なんでもない...
悟郎 : ふ〜〜ん...
: なに?
悟郎 : 別にぃ〜...
: (なんかヘンな空気じゃないこれ??)
悟郎 : あ、そうそう。パウ見なかった?
: パウ?
悟郎 : うん。ゴロちゃんの親友なんだけどぉ...
可愛い女の子見つけて追っかけていっちゃったのっ!
: げ、元気なお友達なのねぇ...
悟郎 : うん。元気元気!
チヒロ: ...捜す...一緒、に?
悟郎 : ありがとう。でも、大丈夫。初対面の人だと恥ずかしがっちゃうし。
♪こいのまうんとぽじしょーん
※ゴロちゃんの曲ですっ!間違ってたらごめんなさいっ!
その時悟郎の携帯が鳴った
ひとことふたこと話して電話を切った
悟郎 : パウ見つかったみたい。じゃ、ゴロちゃん行くね。
: よかったね
悟郎 : うん。そっちのお兄さんもまたね〜
チヒロ: .....
チヒロはコクリと頷いて悟郎を見送った
チヒロ: ...賑やかな人...
: そ、そうねぇ...確かに。さてと、店に戻ろうか?
チヒロとは再び七夕の飾り付けが行われている店に戻った
戻るとすぐ出迎えてくれたのは短冊の飾りつけの続きをしていた万里だった
万里 : お、お帰りって...俺だけ仲間はずれ?
: 万里さん
彬 : 残念だったね
万里 : 最近、振られてばっかりだね。オレ
その場に小さな笑いが起きた
: あれ?は?
彬 : お姫様はあそこだよ
彬が短冊と共に指した方にカズマと水無月、そしてが座っていた
: 、姫条くんと氷室先生は?
: 帰りました。姫条くんが宜しくって。
: ...怒ってた?
: んーー、いじけてた。かな。
: そっか。後でメールしとこう。で、何してたの?
カズマ: 休憩
: へ?
: カズマくん!
カズマ: 冗談だ。バックの人数がまだ足りなくてな...
水無月: ホストたちで回そうかと今相談していたところですよ
カズマ: 接客を休むワケにはいかないからな
: そうだよね...
: ちょっと寂しいくせに
: だって同じじゃんっ!
万里 : こらこら。お嬢様方、お静かに...ね?
まだ飾り終えていない短冊を持って万里が現れた
水無月: 相談は私たちでしますから、
さんとさんは先ほど同様に短冊つけ、お願いできますか?
、 : はーい
水無月: それから、おふたりとも短冊、書いてくださいね
炎樹 : なぁ、店長
水無月: なんですか炎樹
炎樹 : の兄ちゃんとかにも頼めばいいんじゃねーの?
いきなり背後から話しかけてきた炎樹を一斉にみた
: いや、ダメでしょ
: うん。七夕だし
炎樹 : だってよー、お前の兄ちゃんとよくいるヘッドフォンのあの兄ちゃん、
ここに野菜運んでくれるおっさんトコの息子だろ?
: 野菜って...実家の?
カズマ: 最近まで知らなかったんだが、店のヤツが八百屋の近くを通ったら いた って
: (また大変なのかなぁ...そっか...最近、手伝い行ってないからなぁ...)
炎樹 : 結構料理できるようなコト、おっさんいってたぜ。
水無月: そうなんですか?それはお手伝いしてもらえたらありがたいですね
: ...
: ...
とが顔をあわせた
カズマ: 無理にとはいわないさ。俺としてはいない方がいいからな
万里 : だよな。その方がライバル、減るもんな。でも、その分、テーブルから離れる時間は増える
カズマ: .....
万里 : 難しい顔すんなよ。カズマ
カズマ: ...別に
水無月: 難しいのはわかっていますが、
私として手伝いに来ていただけると助かるのですが...どうでしょう?
: ...どうする?決めるのはでしょ...これは...
しばらく考えた後、は返事をした
七夕当日...
キッチンやホール担当ヘルパーとして、姫条、氷室(見張り?)、鷹士、龍太郎がいた
姫条 : ほぉ〜、センセ、なかなかウェーター姿似合ってるやないですか〜
氷室 : ...コホン...今日、私は...
鷹士 : いえいえ、なかなかですよ
龍太郎: オレ様に比べたらまだまだじゃねーか?
姫条 : んーー( 一一) どっちかってゆーと、アンタはあっちなんちゃいます?
そういって指差すラウンジはまだ回転したばかりだというのに客で溢れていた
龍太郎: おー、よくわかったな。坊主。
だけどな、の頼みだからなぁ〜。それにバイト料も弾むってゆーしな
姫条 : バイト料、楽しみやぁ〜
鷹士 : ......大丈夫なのか...
氷室 : 心配しなくても大丈夫でしょう。しっかりしてますよ。彼女は...
鷹士 : でも...それを取り巻くヤツらが...
視線の先にはひときわ大きなテーブルで楽しそうに笑っているの姿があった
銀時 : おにーさん、こっちに苺牛乳回してっ!
万里 : んなモン、ありませんよ
銀時 : 何?ここ、苺牛乳も置いてないの??品揃えの悪ぃお店だっ!!な?
: ...銀さん...わかっててそういうの、やめてくださいね?
銀時 : 、ノリ悪い。引越ししてきたヤツらが濃いって聞いたからよ。
銀さん、を喜ばせようと...
: 喜びません。それに濃いキャラって...
銀時 : だってーー銀ちゃん、そう聞いたぜ?
: まぁ、確かにキャラが濃いのかなぁ??
でも、あのチョビヒゲで子猫ちゃんいってた先生嫌いじゃないんだよねぇ...
銀時 : ん?聞き捨てなんねーな。それ?
: どっかで聞いた声なんだよね
杉田 : ...いや、それ...( 一一)
: 、本気?
: うそ。知ってる。( ̄ー ̄)ニヤリ
杉田 : さん!!
銀時 : 、お前なっ!!
: まぁまぁ、そういえば、神楽ちゃんは?
銀時 : 七夕だぞ?お前、神楽連れてきたらに何にも出来ないじゃねーかよ
スパーーーーーーーーン!(。-ω-)_θ☆(ノ ̄皿 ̄)ノ
杉田 : 何しようとしてるんですか?
銀時 : うるさい。オレ
杉田 : あ、オレって言ったな。俺キャラのクセに!
スパーーーーーーーーン!(。-ω-)_θ☆(ノ ̄皿 ̄)ノ
: もう。紛らわしいから!ホント、紛らわしいからっ!!
万里 : まぁまぁ、落ち着いて。ね
: ありがとう。万里さん...ん?
カズマ: 、グラス空いてるな...カシスでいいか?
: ありがとう。杉田さんのグラスも空だ。甘いけど同じでいい?
杉田 : あ、はい
カズマ: 龍太郎さん、カシスの新しいボトル頼む
龍太郎: 了解。、甘いからってたくさん飲むなよ?
銀時 : 甘いなら俺も飲むっ!
杉田 : 甘くなくても飲めるでしょ。
俺、台本読んでますから!!ジャンプも読んでますからっ!
銀時 : はぁ?いつ読んだ?いつそんなセリフ吐いた?
何年何月何日何時何分何十秒?地球が何回、回った時だ?こら!
スパーーーーーーーーン!(。-ω-)_θ☆(ノ ̄皿 ̄)ノ
杉田、銀時 : 痛っーーー!!
カズマ: うるさい...
: 私も作って欲しいなぁ
万里 : じゃ、俺が...三郎くん、ここにもドリンク
姫条 : はいはい。ちゃん、いつものでええんか?
: お願い
氷室 : いつものだと?姫条、君は普段アルコールを...
姫条 : 違いますって。さっき水無月さんに訊いたんです。
もう...ちゃんのそば寄れんからって当たらんといてくださいσ(−`ー;)
氷室 : 当たってなど...
万里 : はいはい、ケンカは後。ね?
チヒロ: さん...お待たせ...
そんな賑わった店の外では...
店の外を見つめる美少女?ひとり...
???: あれ、おじょーさん、そこの店行くの?そこより、俺の店の方がいいよん
悟郎 : 煩いなぁ〜、ゴロちゃん悩んでんのっ!
???: サービス良くしちゃうよん
悟郎 : 煩いっていってるでしょ!!このド...あ...
???: よ?悟郎!
悟郎が見上げるとそこに聖帝学園教師、葛城がいた
葛城 : 学生が入るにはちょーっと、まずいんじゃねーの。ホストクラブだしよ。お前男だろ。
悟郎 : う〜〜ん、そうなんだけど...
葛城 : ?
悟郎 : ちょっとねー、気になるんだよねーー
葛城 : 何が?
悟郎 : ほらぁ。翼が最近、新しいトコ借りたでしょ。そこのお姉さん達が出入りしてるんだー
葛城 : なにーーー!!子猫ちゃん達がこの銀児サマを放っておいてホスト遊びだとっ!
悟郎 : うん。そうなのーー、だから気になってぇーー
悟郎は葛城が学園内で翼に引越し先の管理人の兄妹の情報を聞き出していたのを目撃していた
葛城はに気がある。と察知した悟郎は、
ひとりでは入りづらいゴージャス店内に連れて行くトコにした
悟郎 : あのおねーさん、可愛かったのにホストに騙されちゃうのかなぁー
葛城 : あ、あのちゃん?だよなぁー、兄ちゃん過保護って感じだったしな。
悟郎 : ...ホスト崩れだもんね...葛城センセ...入っても負けちゃうかぁ...
葛城 : バカかぁ〜
悟郎 : きゃーきゃー
葛城 : この夜のモルフォン蝶といわれた帝王、銀児サマに不可能はないわっ!行くぞ。悟郎
悟郎 : 葛城センセ、かっこいい〜〜素敵vさすが聖帝のホスト!
適当に葛城を褒めながら心の中では やった。と呟いた悟郎は葛城の後に続いた
水無月: いらっしゃいませ。おふたりですか?.
葛城 : あ、ちゃん。いる?
水無月: ...どなたかお知り合いが?
鷹士 : 水無月さん、買い物に...
そこに鷹士が現れた
鷹士も葛城と悟郎に気が付いたようで驚いた表情を見せる
鷹士 : あ、あなた達は...真壁さんの...
悟郎 : あ、ちゃんのお兄ちゃんの管理人さんだ。こんばんは。かっこいい〜〜☆
葛城 : 仕事っすか?
鷹士 : いろいろありまして...
水無月: お知り合いでしたか
鷹士 : ええ、まぁ...
悟郎 : ゴロちゃんね、どんなトコかなぁ〜と思ってきたの。いいかな?
鷹士 : でも...悟郎さんって...
水無月: ...男性だったんですか...
悟郎はにっこり微笑んだ
その姿は美少女そのもの
葛城 : と、いうわけで。ちゃんと同じテーブルにしてくんないかな?
鷹士 : え?
悟郎 : 私もちゃんとお話したーい
水無月: 困りましたね...ここはホストクラブですから、ホストを指名していただかないと...
葛城 : 男なんてっ!
悟郎 : じゃあ〜〜、えっと...チヒロって、いますよねぇ〜〜
水無月: はい。おりますが...
悟郎 : チヒロさんでお願いっ
水無月が男性客2名であり、尚且つ、との知り合いである事に困ったように頬を掻いた
そんな横で人数が増えた方がの安全度が上がると感じた鷹士が話しはじめた
鷹士 : いいんじゃないですか?知り合いですし。
同じテーブルなら、席を詰めれば間に合いますよ
水無月: ん...では、鷹士さんがそうおっしゃるなら...
悟郎 : わ〜い☆決まり決まり〜♪
喜ぶ悟郎の隣で葛城がニヒルに微笑んだ
水無月: 失礼します。新しいお連れ様がお見えですよ
: 新しい...
: 連れ?
とが不可思議な顔を見合わせた
水無月を見ると水無月の後ろからこの数日の内に何度か見た姿が見えた
悟郎 : ゴロちゃんでーーす!
葛城 : よぉ〜、子猫ちゃん。迎えに来たぜ。白馬に乗って
銀時 : ...本気か?あれ...
杉田 : ええ、まぁ...
カズマ: ...どいつもコイツも...
葛城がドコから出したのか薔薇の花1輪をの前に差し出す
そして...ドコから出るのかわからないエコーがかかる
※葛城先生はエコーマイクを持って歩いています。もちろん、スピーカーもね(≧∇≦)
葛城 : んっ、あーあー、マイクテス、ワンツーワンツー。
悟郎 : はじまっちゃった...
銀時 : なんだこれ?
チヒロ: ...エコー?
万里 : そういうキャラ設定らしいよ
悟郎 : うん。学校でも時々、エコーかけてるよぉ〜
カズマ: マイクはどこだ?
悟郎 : ゴロちゃんもよくわかんないんだけど...センセのどこかにあるみたい...
チヒロ: ...ロボット?
万里 : 違うみたいだけど...ね?
葛城 : ちゃん、この薔薇は君の為に...
そしてこの瞬間、オレとの愛を育む為に咲いた薔薇さ。受け取ってくれるね
: あの...
葛城 : マイスイートハニーっ、子猫ちゃん!!
恥ずかしがるコトないぜ。この愛は世界、いや宇宙を...
杉田 : あ、鳳先生
葛城 : え、は?鳳サマ??
そういって葛城はエコーを切り、周囲を見渡す
悟郎 : 銀ちゃん〜〜、可愛そ。騙されてる...
: そういいながら笑ってない?
悟郎 : へへぇ〜〜
: にしても、やるね〜杉田くん
杉田 : 俺キャラですからね。弱いトコも知ってますよ
: かかと落とし(笑)とかされちゃうもんね。今回は活躍だ。智和
※かかと落とし...VitaminXのイベント(夜)に行った方にはわかりますね。
杉田 : それほどでも...
葛城 : いないじゃんっ!もう
頭の上がらない鳳先生がいないコトに少し安心した葛城
顔を上げるとが質問してきた
: ところで、風門寺さんと...
悟郎 : ゴロちゃん!
: ...ゴロ、ちゃんと葛城先生がどうしてここに?
葛城 : だから、言ってるだろハニー。運命が俺達を引き合わせたんだ。愛の力ってヤツ
スパーーーーーーーーン!(。-ω-)_θ☆(ノ ̄皿 ̄)ノ
: 埒明かないからっ!ゴロちゃん話して
悟郎 : ほいきた!近くを通りかかってー、
なんかイベントやってたから入りたいなぁーと思ってたらぁ
そこに運悪く葛城センセが通りかかって一緒に来たの。
ちゃんもいるかなぁーって思ってたから...
そういって微笑みに抱きつく悟郎であった
そんなこんなで、七夕営業も無事に終了したゴージャスでは
織姫と彦星になれなかったスタッフたちの慰労会が行われていた
※いきなり話が飛んだのはけして、疲れてきてそろそろ選択肢をと思ったワケではないです(苦笑)
水無月: 本日はお疲れさまでした。皆さんの活躍に感謝いたします。せーの
全員 : 乾〜杯!!
あちらこちらでグラスを合わせる音が聞こえる
: お兄ちゃん、お疲れさま。お兄ちゃんの料理、美味しかったよ
鷹士 : そうか、そうか。がそういってくれると作った甲斐があったな。
龍太郎: 鷹士のだけか?美味かったの?
: 龍太郎センセのも美味しかったよ。ね?
: ...悔しいけど、美味しいかった
龍太郎: そうだろ。そうだろ。
: でも、姫条くんのなすびチャーハン、いちばんかも
姫条 : え?ホンマ?
: 小腹にとっても満足だったよね
姫条 : そか。そか。
: 私はね、氷室先生が持ってきてくれたフルーツジュースのカクテル、あれ。美味しかった
氷室 : そ、そうか...
姫条 : (お〜、ヒムロッチ、紅くなっとる)
鷹士 : お兄ちゃんの料理はいちばんじゃないのか?
: あ〜、またはじまった...
龍太郎: 鷹士...
氷室 : みんなの料理、美味しかった。そういうことだな??
: そうです。ご馳走様でした
チヒロ: さん...こっちも...
万里 : 積極的だな...チヒロ
悟郎 : ゴロちゃん、もっとお姉ちゃんと話したいっ!
姫条 : オレもっ!裏方やったしなぁ...って。誰?このかわいこちゃん?
: ...ゴロちゃん
鷹士 : 正真正銘の男の子ですよ
氷室、姫条: はぁ...?
: あれ?龍太郎センセ、驚かないの?
龍太郎: 俺サマは保険医だぞ?んなもん、すぐわかる。ただ、男にしとくのもモッタイねーかもな
そういって悟郎の顎を持ち上げた
悟郎 : きゃー、怖いよっ。ちゃん!
: またーすぐ抱きつくんだから
葛城 : 仕方ねーよ。悟郎のクセ、みたいなもんだから。
悟郎 : ハグ大好き。みんなにハグぅ〜〜〜〜
姫条 : うわっ。ヤメ。
氷室 : な、何をっ
: 男の子なのに動揺してる...
: ゴロちゃん、可愛いもんねぇ...
鷹士 : うわっ
悟郎 : ハグぅ〜〜
チヒロ: こっちに...来る...
悟郎 : みんなにハグしちゃうっ!
カズマ: お、おい
万里 : こらっ!
杉田 : うわっ!
水無月: 仕方ありませんね...
: (水無月さん大人だ...)
悟郎 : 銀ちゃんにもハグぅ〜
: どっちの銀ちゃんだろうね?
: 銀ちゃん。だから、葛城センセかな?
: でも神楽ちゃんとか銀ちゃんってゆーよ?
: そっか
結果、葛城センセと銀時が一緒にハグされていた
銀時 : なんで俺らだけ一緒なワケ?
葛城 : 男と一緒はゴメンだーー。はーなーせー!!
悟郎 : 後は...ちゃんとちゃん。ハグ〜
: 私2度目だし、もういいから
: うわっ
悟郎 : 逃げられたっ!
逃げたは飾ってあった竹にぶつかる
竹がガサリと揺れて飾りや短冊が落ちくると感じたは瞳を閉じた
痛くない...目を開けるとは龍太郎の腕の中にいた
鷹士、カズマ : !
龍太郎: バカ。避けるにしてもちゃんと周りを見ろ
氷室 : 怪我はないか?
葛城 : 悟郎もやり過ぎた
悟郎 : ん...ごめんなさい
: 大丈夫?
: 怪我しなかったし大丈夫
銀児 : あーあ、短冊、落ちちまったな...
杉田 : ですね...
姫条 : 取り外すんやろ?ええんちゃうの?
水無月が落ちた短冊を拾う
水無月: 「3億円が当たりますように...」季節柄、ですかねぇ
万里 : こっちは「チヒロを独り占め...」だってよ
チヒロ: ......
銀時が短冊を拾い上げていった
銀時 : なぁ、もも書いたんだろ?なんて書いたんだ?
※ お待ちかねの選択です(笑) 短冊に書いたのは? ※
★ は「鷹士と過ごしたい」と書いた ☆ は「龍太郎と過ごしたい」と書いた
★ は「万里と過ごしたい」と書いた ☆ は「カズマと過ごしたい」と書いた
★ は「チヒロと過ごしたい」と書いた ☆ 都合により2010/12より削除
★ は「水無月と過ごしたい」と書いた ☆ は「銀時と過ごしたい」と書いた
★ は「姫条と過ごしたい」と書いた ☆ は「氷室と過ごしたい」と書いた
★ は「悟郎と過ごしたい」と書いた ☆ は「葛城と過ごしたい」と書いた
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