もも銀時の言葉が聞こえないような顔を見せた
悟郎がのその顔をじっと見つめていた
そんな悟郎にが気づく
: どうしたの?ゴロちゃん?
悟郎 : ううん...なんでもない。
を呼び捨てにする悟郎にチヒロが苦い表情を見せる
チヒロ: ...どうして...呼び捨て?
悟郎 : だって、もう仲良しさんだもん。だから、チヒロも呼び捨てね〜
チヒロ: ......
悟郎 : そんな顔しないのっ!せっかくのいい顔が台無しだよっ!ほらっ!
チヒロ: あ...
チヒロの顔をむにむにとする悟郎
チヒロが同年代の子に遊ばれている?姿をは微笑ましくみていた
悟郎 : あ、、嬉しそう☆
: だって、チヒロがそうやられる姿、初めてみたんだもん。なんか和んじゃった
チヒロ: ...そう?
: だって、いつも年上の人たちの中じゃない?
チヒロ: ...うん...
: 物凄く新鮮。
そういって微笑むの横から水無月が声をかけた
水無月: 何か楽しい話ですか?
万里 : 楽しい話?お兄さんも聞きたいなぁー
悟郎 : ダメ。雑ぜてあげないっ!
万里、水無月 : え?
悟郎 : チヒロ!、借りてくね?
チヒロ: ......
: え?
驚くの手を繋ぎ出口付近までグッと引張る
店の外に出る前に悟郎は振り返り、チヒロを見た
悟郎 : 明日返してあげるからっ!!
そういい残して悟郎はを引張り、走り出した
背の高さ、走るスピード、繋いだ手の大きさにはふと悟郎が男の子なんだと感じた
そんなコトを気にしていないであろう悟郎は、道行く人を掻き分けの手を引き走る
少し行ったところでタクシーに乗せられた
車が走り出し街並みが早くなる
: ちょ、ちょっとゴロちゃん、ドコ行くの?
悟郎 : いいから、ボクについて来て!
笑顔でボクといった悟郎に驚きを隠せず、
さっきまで繋いでいた手のひらの大きさを思い出しは押し黙った
悟郎がそれに気が付いたのか恥ずかしそうに笑った
悟郎 : ごめーん。ちょっとぉ〜気持ちが急いでると出ちゃうんだよねぇ。
ほら、本当は男の子だしぃ〜
: そっか、そうだよね。いや、ちょっとびっくりしただけだから...ヘンな顔してゴメン
悟郎 : 気にしないで!
: うん...って...そうじゃなくって、ドコ行くの?
悟郎 : これからをポペラっと、改造人間にする為にジョーカーのところに行くのv
: それをいうなら、ジョーカーじゃなくってショッカーだから!
悟郎 : あ、年代の差?
: 言うなーー!!ってそうじゃなくって!ホント、ドコ行くつもり?
悟郎 : もう、そんなにいわなくったって回りみたらわかるよぉ〜
: ん?
が改めて車の窓の外を見ると見慣れた景色だった
: ここって...
悟郎 : そう、翼が借りたマンションのそば。が住んでるっていった方がいいのかなぁ〜
: 全く、行動が読めないんだけど...どうしたいの?
悟郎 : ゴロちゃんの絵のモデルになって欲しいんだよね
: え?
悟郎 : インスピレーションがね、ぴーんと
: でも...
悟郎 : ...チヒロが気になる?
: ...気にならないといったら嘘になっちゃうかな...
悟郎 : チヒロなら大丈夫だと思うよ。
: え?
悟郎が男の子とは思えない笑顔でそういった
一方、ゴージャス
万里 : ちゃん、連れてかれちゃったけど...
チヒロ、随分余裕だねぇ...返すっていわれたから?
チヒロ: .....
水無月: 何か知っているんですか?チヒロ?
チヒロ: ...うん...これ...
そういってそっと出した短冊には見慣れた文字があった
「 QUE SERA SERA 」
水無月: おや。これは...
万里 : ...英語?
チヒロ: ...スペイン語
万里 : チヒロ、よく知ってるなぁ。あ、これ歌にあったよな?
チヒロ: ...うん。
水無月: 昔の映画の主題歌だったんですよ。QUE SERA SERA、意味ですが、なるようになる。ですね。
万里 : って、コトは...願い事、決められなかったのかなぁ?
水無月: ですね...
チヒロ: ...悟郎さん、気がついてた...んだと、思う。これ...
水無月: ということは...
万里 : 言い出した人の勝ち...か...
3人は苦い思いで顔を見合わせた
悟郎 : ほらぁ〜早く早くぅ
: だってココ...
悟郎は引っ越してきたばかりの真壁の部屋へを招き入れる
アトリエとして使うといっていたせいか、家具らしい家具はなかった
その中で、ひときわ目立つ、カラフルなタータンチェックの石像があった
※ゲームをやってる方はわかると思いますが、翼君はセンスがちょっと^^;だったりします
: ...これは...
悟郎 : あ、これは...翼のなの...いろいろ思うコトあると思うけどぉ...いわないでね☆
: ...う、うん...あ、でも、その翼くんの部屋じゃ...
悟郎 : いいの。いいの。ここはB6がいつでも使っていい部屋なんだから。
そういいながら手際よく、イラストを描く準備をしている悟郎
その姿に普段からここに来ているというコトがにはよくわかった
悟郎 : さてと...はここ、座って〜
: う、うん...
悟郎 : で、視線はこっちね。
: え...あ、うん...
悟郎 : !そのままだよ。動いたらゴロちゃん、怒るんだからねっ!
そういって悟郎は絵を描き始めていた
動かすなといわれても悟郎が気になるは盗み見るように悟郎を観察する
真っ直ぐにキャンバスに向う悟郎は女の子に見える
描きながら悩んだように見える表情は女のから見ても可愛かった
骨格の違いなのか、が知ってるからなのか、器用に動く手は綺麗だが男の手に見えた
: (そうだ...男のだもんね...)
そう思い、再び悟郎に視線を移す
女の子に見えていた悟郎が今度はしっかりとひとりの男性として映った
そのコトにが驚き体がぴくりとする
悟郎 : 動いちゃダメだっていったでしょっ!
: ご、ごめん...
悟郎 : ゴロちゃん、怒ったんだからっ!
: え?
の手首を掴み、くちづけをする悟郎
想像もしていなかった悟郎の行動にが唖然とした
悟郎 : びっくりした?
: ...するに決まってるでしょ...
悟郎 : ボクね、をひとめ見た時から気に入ってたんだ。
: え?
悟郎 : だから独り占めしたくて...
: え、えええ〜〜??
悟郎 : だって短冊に「ケセラセラ」って書いてたでしょ?
それって、なるように...ってコトじゃん?
だから...早いもの勝ちかなぁ〜って思って
そういってに顔を近づける
男性的な部分と女性的な部分を持った悟郎には妖艶な魅力を感じ始めていた
: ...えっと...
悟郎 : 大丈夫〜。ライバルがポペラっといるのは知ってるからぁ〜これからだもんね。
ゴロちゃん、頑張っちゃう!ハグゥ〜
困ったに悟郎はいつものように話すとをギュッと抱きしめた
『 たなばたづき Select 悟郎 』 ★ Write:のんた ★