『 君ボク的妄想革命?ラブレボ 1 』
読む前の説明
基本的にラブレボが中心ですが、ちょこっとラスエスキャラも出てきます。

簡単な人物関係説明

鷹士  → の兄・もちろん妹にベッタリ(笑)
龍太郎 → の学園の保険医・のコトが・・・
   → 鷹士の妹・龍太郎が気になりつつ・・・兄も気になる・・・
  → マンションの住人・のよきお姉さん。
鷹士が気になっているせいか龍太郎とは犬猿の仲?


★ Write:梅桜 ★

鷹士 : あれ?さん・・・何やってるんです?
 : あ、鷹士さん、こんばんは。
     いや、落ち葉が結構溜まってるから掃除でもって、ね
鷹士 : いや、いいですよ。そういうのは俺がやっときますから
 : いえいえ。暇だし、それにこういうの嫌いじゃないし・・・
龍太郎: 鷹士さんの役に立ちたいし(ハァト)
 : そうそう、鷹士さんのって何言わせるんですか若月先生!
     ・・・つうか何してるんですか?
龍太郎: ん?・・・なんとなく、アフレコ。

※スパーーーーン(;^◇^)ノ~☆(ノ ̄皿 ̄)ノ

 : しなくて宜しい。
龍太郎: 何だ、そのすりっぱは!!・・・っぃてぇ・・
鷹士 : あの、さん?・・・その、いいですよ、ホントに。後でにさせますから
龍太郎: そうそう、そのだよ、

同じ頃、クラブゴージャス店内では。

: クシュ!・・・風邪かなぁ
カズマ: 風邪は早めに治した方が良いぞ?
炎樹 : 誰かさんが噂してるのかも知れなぜ〜?
: 誰かさんって?
炎樹 : お前、兄貴が凄く心配性じゃん?
万里 : お、面白そうな話、してんじゃない?お兄さんも混ぜてくんない?
: ちょ、ちょっと!・・・あのですね、兄は心配性ですけど、噂なんて・・・あ、かな?
万里 : あ、そう言えば最近ご無沙汰だよね〜ちゃん。なぁチヒロ?

少し遠くでボンヤリと立つチヒロに万里が声をかける

チヒロ: ・・・さん・・・来る?
: あ、いや・・来るかどうか、今度聞いていくから・・・
カズマ: それより!・・・俺のテーブルのお客様だが?
万里 : おっと、ごめんね、ちゃん?じゃ、またね〜♪
炎樹 : えーいいじゃん、俺まだ指名されてないし、ヘルプくらいよぅ・・・

その時、店長がにこやかに後ろで笑う

水無月: 炎樹、万里、お客様です。さん、ゆっくりしていって下さいね
: ありがとうございます。・・それにしても・・・

の脳裏にふと、兄の顔ともう一人、八重歯を見せて笑う男の顔が浮かぶ
: (今日はやっぱり早めに帰ろう・・ここの所、遅かったしな)

同じ頃。鷹士達のマンション前

龍太郎: ヘーックション!!・・・ったく、またオレ様の噂か?
&鷹士:いやいや、ただの風邪です
 : とにかく、が帰ってくるまで、ここ、掃除してますよ。それならいいでしょ?
鷹士 : えぇ・・・まぁ。それにしても、のやつ、ここの所遅いんですよね
龍太郎: 知ってんじゃねーの、。なぁ?お前と仲イイからなぁ?
 : 知っててもセンセには言いませんよ。
龍太郎: なんだと?
 : なんですか?
鷹士 : まあまあ・・・じゃ、さん掃除お願いしますね。龍太郎先生も、ほら部屋に戻って。
 ; はい。承知しました〜♪
龍太郎: なんだよ、鷹士だと良い声だしてよ
 : それじゃ若月センセおやすみなさ〜い♪
龍太郎: 気色悪い声だしてんじゃねーよ

※スパーーーーン(;^◇^)ノ~☆(ノ ̄皿 ̄)ノ

 : じゃ、やっぱりこっちの低い声で、いいですね?先生?
龍太郎: ・・・はい、よろこんで。

鷹士 : あの、さん
 : はい?
鷹士 : の事、なんですけど・・・その、何か知ってますか?
 : 何かって・・なんでしょ?
鷹士 : いや、いいんです。変な事いってすみません。それじゃ、俺部屋にいますから
 : はーい。(ホント、の事になると熱心だね、お兄ちゃん?)

掃除を始める
さてさて、物語は始まったばかりですよ〜♪



★Write:のんた★

一方、ゴージャス
水無月が笑顔で去り、ボックスにはカズマ、、チヒロが残された

カズマ: まったく...あの人達は...
  : まぁ、まぁ...
カズマ: ん...飲み物が空だな。どうする?
  : そうだなぁ...そろそろ新しいボトル入れようかな?
カズマ: それは、それは...ありがとうございます。姫。

そういってカズマはの手の甲にくちづけた

  : わざとらしいなぁ...もう...
チヒロ: オレ...新しいボトル、取って...くる...いつもの...?
カズマ: 待て。俺が行く。
チヒロ: ...でも...
カズマ: 取ってきたいモノがあるんだ。いいか?
  : 私は別に...時間掛かるの?
カズマ: すぐだ。気になるか?
  : ...えっと、今日は早めに帰ろうかな。と思ってるから...
カズマ: ...そうか...じゃ、待ってろ。チヒロ、頼むな?
チヒロ: はい...

カズマが席を立つ

チヒロ: さん...早く...帰っちゃうの...?
  : うん。ちょっと家、気になるし...
チヒロ: さん...来れないの...さんの、せい?
  : いや...そんなコトはないと思うけど...
     最近、鷹士お兄ちゃんの手伝いしてないし...
     、手伝ってるみたいだったしなぁ...だったら、どうしよう...

ホストとして触れられないの世界にチヒロは辛そうで切なそうな顔をする

  : あ、の弱いトコ教えるからそんな顔しないで?
チヒロ: ......
  : ...あの...チヒロさん?
チヒロ: ...万里さんには...教えない?
  : うん。約束。ね?
チヒロ: じゃ...カズマさんと同席の時...教えて
     ...万里さんに聞かれたくない、から...
  : うん。約束ね。

チヒロと相談が纏まったところでボトルを持ったカズマが登場

カズマ: 随分と仲良さそうだな?
チヒロ: ...うん。さんの秘密...聞ける約束した、から...
カズマ: そうか。俺も知りたいな?...の弱いトコ?
  : ...教えません。
カズマ: じゃ、自分で探すか...

そういって隣に座ると新しいボトルを開ける
空いていたグラスに氷をいれた

カズマ: どうぞ。
  : ありがとう...あれ?
チヒロ: ...どう、したの?
  : これ...

氷を指差す
氷の中に指輪が入っていた

カズマ: 溶けたら、お前に嵌めてやる。
  : ......
カズマ: それまで...帰るなよ?

が静かに頷くとチヒロはそっと席を立った


そんな状態で結局、帰ったのは深夜というよりも朝に近い状態
綺麗に掃除されたマンションの玄関口で立ち尽くす

  : あ...が掃除したのかなぁ〜〜

そう見上げた部屋には灯りがついていた



★ Write:梅桜★

マンションについたとは言え朝に近い時間。
兄は起きているとは言え、なかなか家に帰りにくいと、声がした

 : あれ?
: う、!・・・一人?
 : (あ、兄貴か・・・)一人。コンビニ行ってきたの、つうか今お帰り?
: うん・・もっと早く帰るつもりだったんだけど・・・
 : ま、ここで話してても仕方ないし、部屋来る?それとも
: 行く行く!・・・こんな時間に帰ってきた事、センセにばれたら・・・
 : はいはい。

は結局の部屋に一旦行く事に。

 : もうちょっとしたら一緒に行くから、帰るんだよ?鷹士さん心配してたし。
: うん・・・
 : あれ〜?その指輪はどーしたのかなぁ♪
: あ、これは・・・

先ほどカズマにはめて貰った指輪をそのままにしていた事に気が付いた

 : カズマ君、でしょ?・・・とってく?はめていくの?
: ・・・とります
 : エー何で?愛しのカズマ君がにくれたんだよ?
: もう、ふざけてるでしょ、
 : ま、ね。でもイイ指輪じゃない?無くしたら大変だよ?あと・・・見つからない様にね?
: ?・・・あ、はいはい。

しばらくして、二人は部屋を出ようとした
その時、の携帯が鳴った。鷹士からだった

: もしもし?お兄ちゃん?
鷹士 : か?・・良かったぁ・・・お兄ちゃん、心配で心配で。いや、無事ならいいんだぞ。
: お兄ちゃん・・無事ならって。大丈夫、私もうすぐ帰るから
鷹士 : うんうん。そうか。
     それから、掃除とか、そういうのは全部お兄ちゃんやるから、
     気にしないで帰ってくるんだぞ?

と、鷹士の後ろで声がした

鷹士 : ちょっと、せんせ携帯携帯返してくださいよ!
龍太郎: 五月蠅い!!お前今どこにいるんだ?あのな、お前こんなに遅くまで・・・
: 今さんの部屋です
龍太郎: え?
: これから帰りますから。お兄ちゃんの携帯取ったりしないで下さい

は強引に携帯を切った
呆気に取られて一部始終を見てた

 : どうしたの?いったい・・・
: 先生が来てた。もう、全然信用無いんだから!
 : まぁね・・・心配だからねぇ、二人とも。しょうがないんじゃない?
: ・・・
 : 鷹士さんはお兄ちゃんとして、センセは好きだから、心配で仕方ないんでしょ?
: そ、そんな!!・・・好きとか・・・そんな・・・
 : 好き、なんでしょ?センセのコト。

その時。今度はの携帯がなる。着信は若月龍太郎になっている

 : もしもーし。おかけになってる電話には
龍太郎: いーからいるだろ!出せ!
 : はぁ?(ちょっとキレる)
龍太郎: お前の所にいるんだろう?!話があるんだ、出せっていったら、出せよ!
 : 嫌です。それが人に物を頼む態度ですか?・・・まったく。

龍太郎の後ろで声がした

鷹士 : 先生、待ってれば帰ってきますから、いいですよ
龍太郎: いいや、良くねぇ!!あいつには一回きっちり話とかねーとな!
鷹士 : だから、いいですって!が笑ってただいまって帰ってくれば
龍太郎: バカ!いつか帰ってこなかったらどうすんだよ!
鷹士 : 帰ってきます!・・・あいつの家はここだから・・帰ってきますよ・・・
龍太郎: へっ!そうやってバカみたいに信じてろ!もしもし?!

の中で何かが切れた

 : なんでしょうか?
龍太郎: を出せ
 : いません

一言言うとは携帯を切って、そのまま電源を落とした

: 
 : ・・・信じられない!鷹士さんの事、バカとか言う?・・・まったく・・・
: ・・・こそ、お兄ちゃんの事になると凄いじゃん
 : 誰のコトで・・って、行くわよ!まったく!鷹士さんは信じて待ってるって言うのに!
: でも・・・それが重い事も・・・あるよ?
 : けど、束縛だけが望じゃないでしょ?
: ・・・まぁ確かに。
 : 面倒だよね、まったく。とにかく帰ろっか?
: そうだね

: ただいま・・・
 : どもー。送ってきましたけど、鷹士さんいます?
龍太郎: バカ野郎!こんな時間まで
 : 鷹士さん、いますか、先生?
鷹士 : あ、さん。、おかえり。寒くなかったか?
: ・・・ただいま、お兄ちゃん・・それからセンセ、心配かけてごめんなさい
龍太郎: ・・・お、おう・あんまり遅くなるんじゃねーぞ・・・心配するじゃねーか・・・
: はい!
 : (ま、なんとか収まった、か・・・)じゃ、私これで。
鷹士 : あ、お茶でも飲んでいきませんか?・・・ってそんな時間でもないですね
 : そうなんですよ。そんな時間、なんですよ。
     改めて鷹士さんにお茶ご馳走になります。それじゃ
鷹士 : じゃ、おやすみなさい
: ばいばーい
龍太郎: ん?・・・お前、その指輪どうしたんだよ?
 : (あちゃ・・・見つかった・・・)
: あ、これは・・・
鷹士 : お兄ちゃんも初めて見るぞ?・・・誰かに貰ったのか?
龍太郎: 貰ったのか?指輪・・・

さて、の答えは!!