『 12 Vitamin 舞踏会スクランブル chapter 8 』 ★ Write:のんた ★
バカサイユに向って飛び立った翼所有の自家用ジェットは順調に飛行を続けていた

が・・・・・

清春 : なンかなァ〜、静かじゃネー?
瞬  : 静かだな
清春 : なンかパッとしネー。やる気も起きネェ ( 一一)
一  : 仕方ねーだろ。あの辺りの空気が・・・な・・・σ(−`ー;)

そういって3人が見たのは翼とがいる周辺
なんとなくだが、気まずい空気が流れている

清春 : ウウッ・・・オメェーーー。重すぎだゼ!!
     コイツであの空気、ブッ壊してくっか? щ( ̄∀ ̄)ш
瞬  : よせ!余計に面倒な事になる!それにだ、さんまで巻き込むだろ
一  : そうだぞ。それでさんが機嫌損ねてさらに話さなくなったらどーすんだよ
清春 : チッ( ̄д ̄)

清春も微妙な空気を読み取っているせいか、手に持っていた水鉄砲を珍しく素直にしまった

悟郎 : ちょーっとは良くなったと思ったんだけどなぁ〜
一  : あのコイントスの時だろ?
悟郎 : そそそっ。それそれっ(≧∇≦)
     大丈夫かにゃ?って思ったのにぃ。ガクッ・・・(。-`ω-)
トゲー: トゲ!トゲ!
悟郎 : ん??瑞希?トゲーはなんて?
瑞希 : ・・・元を正さないとダメ・・・
トゲー: クケ!
一  : モト・・・元なぁ・・・だよな。んーーー(。-`ω-) なんかいい方法ねーか?
トゲー: クケクケ!トゲー!(`・ω・)/

トゲーが挙手をして発言を始めた

一  : え?・・・まぁ・・・そうだけど・・・よ
トゲー: クケクケトゲー!
一  : わかってんだ!でもな・・・なんつーかよ・・・
トゲー: トゲ〜クケクククケ!(`・ω・)/
一  : んーーーーっ(ーー;)
瑞希 : でも・・・確かに・・・トゲーのいう通り・・・
トゲー: クケ!

清春 : ぬああああッ!!全くわかんねー(ーー;)
瞬  : ああ・・・同感だ(ーー;)
悟郎 : んーーーーー(ーー;) ねねねねねねねねねねっ??なんて言ってるの??トゲー?
一  : ん、ああ。あんな、みんなまだちゃんと謝ってないだろって。
瑞希 : だから・・・ちゃんと謝って・・・気持ちを伝えるのがいいんじゃないかって・・・
一  : そうすりゃ、翼もさんもいつもと同じになれるんじゃないか?ってさ。
     んー、まーあ、トゲーの言ってるコトは正論なんだけどよ

そういって一は悩んだように頭に手をやる

 : あの空気の中には入りずらいと?(。・・。)
一  : そうそう、そこなんだよなっ!わかってんじゃん? って・・さん???Σ(`・д・ノ)ノ

いきなり現れたにたじろぐハジメ
それとは逆にハグしにに飛びつく悟郎

悟郎 : わ〜い。だっ。(ノ*´□`)ノ ハグハグゥ〜〜
 : はいはい(^_^;)
瞬  : コラ!悟郎、離れろっ!さんは足がっ!!
悟郎 : あ、そうだった!、足、大丈夫?
 : 朝も大丈夫だって言ったでしょ。心配ありがとね、ゴロちゃん。瞬くん
瞬  : あ、ああ・・・(///∇///)
清春 : ハハッ!( ̄ー ̄)ナァ〜ナーッ。
     真っ赤だゼ。な〜に紅くなってンだァ?どスケベナナちゃん?
瞬  : な、ナニ??誰がどスケベだっ!殺すぞ!仙道!!
清春 : イヤ〜ン、どスケベナナにぃ〜殺されるゥ〜。・゚・(ノ∀`)σ
瞬  : 仙道!キサマ・・・
一  : もうやめとけ、ふたりともσ(−`ー;) 今はそれどころじゃないだろ
 : そうそう
瞬  : 仕方ない・・・と、ところで、さっきまであの重たい空気の・・・
     いや、あそこにいなかったか?
 : いたわよ。でも、こっちでコソコソやってるから来てみたの(⌒▽⌒ゞ
一  : そっか。さっきはいきなり現れてびっくりしたぜ
 : ふふふ(≧∇≦)
清春 : んで、アイツとカベはどーなンだヨ?
 : んーーー(⌒-⌒;)
悟郎 : 苦い??カライ?甘い?しょっぱい????
瑞希 : 悟郎・・・違う・・・ツライ?
トゲー: トゲー?
一  : トゲーもツライか?って聞いてるぜ
 : あはははっ。んーーーそう、かな・・・σ(^-^;)

の返事にB5が一斉にため息をついた

 : どーしたの? 
悟郎 : やっぱそうなんだぁ〜って思って。んじゃ、翼、真っ黒くろすけだねσ(−`ー;)
 : え?
一  : かもな・・・空気が重たいハズだぁ〜
 : どーゆーコト?
一  : ん、ああ・・・やっぱさ、翼が元気ないとなんか調子狂うんだよな
悟郎 : そうそう。いろいろあるけどぉ〜、
     やっぱ、翼には真ん中でドーンと構えて居てくれないとねぇ
清春 : カベのワガママなァ〜ずーずーしさがネェーとヨ・・・σ(−`ー;)
 : ワガママねぇ・・・( 一一)
瞬  : 仙道!そうじゃないだろ。
     真壁の思い込んだらこうだっ!って人の話を聞かず突き進む決断力や
     周囲の迷惑を考えずに勝手に話を進める行動力だろ
 : ・・・それってフォロになってない気が・・・σ(^-^;)
瑞希 : うん・・・でも・・・翼の勢いは大事・・・

そういって視線をさり気なく合わせるB5
そんな姿をはしっかりと見ていた

 : ・・・なんだかんだで、みんな翼くんのコト大事に思ってるのね
トゲー: トゲっ!
 : もちろんトゲーも、ね?
トゲー: クケっ!(〃∇〃)

はトゲーを覗きこむと頭を軽く撫でた
そんな時、背後からB5が声をかけてくる

一  : それから・・・さん、ゴメン
 : へ?
清春 : 昨日のコトだ・・・あのイタズラ・・・すまねーな
瞬  : 怪我なんかさせるつもりじゃなかったんだが・・・結果として怪我を・・・悪かった
悟郎 : 本当にポペラごめんなさいっ
瑞希 : あんなコトして・・・ごめんなさい・・・

そういって次々に謝るB5には笑顔を見せた

 : もういいってば。昨日も謝ってもらったじゃないσ(^-^)
瞬  : それじゃ俺達の気が・・・
瑞希 : うんうん(頷く)
 : ホント大丈夫。その証拠に・・・
     私もこの空間打破に協力してあげる。だから気にしないでΣd(ゝω・o)

はそういってウインクしてみせた
B5の表情がパァッと明るくなる

一  : あ・・・ありがとう。恩にきるぜ!
瞬  : なぁ、さん?
 : なぁに?
瞬  : アンタは怒ってないのか?俺達のしたコトに
 : んーーーσ(−`ー) まー、怒ってはいないけど・・・
瑞希 : けど?
 : ショックは受けたかなぁ?ほどじゃないけどね
悟郎 : がーんっ(・.・;) ゴロちゃんも、デボラショックぅ〜、えぐえぐっ(T_T)
一  : 落ち着け悟郎。ほらいいこいいこ。ほら、ハンカチ
悟郎 : ありがと、ハジメ・・・フンッ(鼻をかむ)
一  : うわっ。俺のお気に入りの子猫にゃん柄がぁ〜〜L(>0<)」
 : でも、その反面、そこまでして仲良くなりたいって思って貰えたのは嬉しかったかな〜
悟郎 : っwwいい人ww(≧∇≦)ハグハグっっ!
トゲー: トゲークケ!クケクケ!
清春 : 悟郎、立ち直りが早ェ・・・しっかし、嬉しい・・・だとォ?
 : そりゃそうよ。B6に気に入ってもらえるなんて奇跡だって、何人の女生徒に言われたか
悟郎 : だよねだよね。ゴロちゃんたちポペラキューティだもん☆☆
清春 : なンダヨ!それ!
一  : 俺達がキューピーみたいだっていうのか?(-"-)
瞬  : 違う。違うぞハジメっ!キューティーだっ!
瑞希 : ・・・話、先進まない・・・ハァ・・・σ(−`ー;)
トゲー: クケ?トゲクケ?
 : あははっ。それに、
     これでB6に付き合うなら根性が今以上必要だっていうのもよくわかったしね
瞬  : さん・・・アンタって人は・・・(///∇///)
瑞希 : うん。さん、優しい・・・
悟郎 : っ!C= C= C=C= C= C= (((((( *≧∇)ノノノ(抱きつき
     ポペラ大大大ーーー好きっ!
 : はいはい、いいこねっσ(^-^;)
一  : やっぱ、身代わり早いぜ・・・悟郎・・・
瑞希 : ・・・それをいうなら変わり身・・・
一  : お、おお(-_-;)そうだったな・・・
清春 : お前がいいヤツだってーのは、仕方ねーから理解してやるけどヨ。
     ンで、はどーなンだヨ?と同じなのか?
 : ・・・知りたい?
一  : 知りたい!
悟郎 : ゴロちゃんもっ!
瞬  : もちろんだ。その・・・さんの友人なのだからな・・・
瑞希 : うん、うん(頷く)
清春 : モッタイつけてねーで教えろヨ!
     オレ様タチに協力するってゆったのはオマエだろーが?
 : ふふ〜ん?意外と切羽詰まってるみたいだから教えてあげるわよ。
     清春くん( ̄ー ̄)ニヤリ
清春 : なッ?!<`ヘ´> オレ様は別にッ (怒りながら照れる清春)
 : ふふふ(^ー^* )
清春 : なーに笑ってやがる(-_-)
 : はいはい。んで、ね。怒ってないって。
     だから今みたいにちゃんと伝えてくれれば大丈夫
一  : 本当か?
 : 本当よ。翼くんもきちんと向き合えば、はちゃんと答えてくれるわよ。
     もちろん清春くんもね?
清春 : ハ?だからなンでさっきから、オレがいわれちゃってんの?オレ様は・・・
 : いいから。いいから。とりあえず、一斉に行って会話しやすい状態を作りましょう
清春 : ちょっと待てヨ!ッ!(`・ω´・ )ノ
 : んじゃ、耳貸して・・・

そういってが見た先では翼と永田、そして少し離れた場所にがいた




永田 : 翼様、何かお持ちしましょうか?
翼  : いや、今は・・・いい・・・
永田 : そうですか・・・

永田はの元へ

永田 : さん、グラスが空ですが何かお持ちしますか?
  : 今は・・・いらないかな・・・
永田 : そうですか・・・翼様と同じお答えですね
  : ・・・・・

永田は一瞬視線を翼に向けたをみた



永田 : 気になりますか?
  : ・・・そうかな・・・
永田 : では、皆さんのお力をお借りしますか(微笑)
  : え?あの・・・意味が・・・

そういったの視界にいきなりとB5が・・・

 : 気になるなら、もっと近づけばいいのにねぇ?
  : !・・・え?みんなも一緒にどうしたの?
一  : さん、昨日のコトはゴメン
瞬  : すまなかった
瑞希 : ごめんなさい・・・
悟郎 : 、ごめんねっ(>_<)
清春 : ・・・悪かったな・・・
  : え?ちょ、待って?どうしたのいきなり?(・.・;)

間髪入れずに謝ってくるB5には驚いた

一  : 俺達、ちゃんと謝ってなかったからさ
悟郎 : ちゃんと謝った方がいいよねって
瑞希 : トゲーとさんに言われた・・・
  : とトゲー??
トゲー: トゲっ!クケ!
一  : ああ、やっぱなんかスッキリしなくてさ・・・さんもそうだろ?
清春 : ホラ!カベも来て謝れッ!

少し離れた翼を強引に引っぱる清春がそういいながらそば連れて来る

翼  : ・・・Whats?清春、何をす・・・あ・・・
  : ・・・・・
清春 : ・・・昨日は・・・驚かせるだけのツモリだったンだ・・・
     オマエを泣かせようとしたワケじゃない・・・そンくらい・・・わかンだろ・・・
翼  : 清春・・・
一  : 翼以外のB6は謝ったんだぞ。次は翼、お前だろ?
翼  : ハジメ・・・

少しの間の後、翼はの視界の真ん中に入った



翼  : I'm awfully sorry・・・本当にすまなかった。悪気はなかったんだ
     ただ本当にお前ともっと近づきたかった・・・
     に怪我をさせたりお前の気分を害したりで、
     謝るだけでは済まないのかもしれないが・・・
     I wish it had never happened・・・・
  : ・・・もういいよ?
翼  : 
  : もう、大丈夫。
翼  : ・・・・・
  : だって許してるのに私が許さないワケないじゃない?
     これでも一応、年上なんだし・・・気持ちの整理に時間がかかってただけ。
翼  : ・・・
一  : 本当、に?
  : 嘘ついてどうするのよ。本当。(^ー^)
悟郎 : わ〜い。ありがと。も好きだけど、も大好き〜C= C=(((((( *≧∇)ノノハグぅ〜

にハグしようとした悟郎を一が身体を間に入れ止める

一  : だーめっ!さんにはハグ禁止っ!お前は男だろっ!
悟郎 : えーー、いいじゃんプー。ε=(。・`ω´・。) ハジメのケチっ!瞬みたいっ!
瞬  : 風門寺!オイ待て!俺のはケチじゃない!節約だっ!
悟郎 : 違うもん。節約にしては度が過ぎてるもんっ!だいたいハグはゴロちゃんの挨拶なのっ!
一  : えーい、うるさいっ!ケチで結構だっ!
瞬  : だから俺のはケチではないと・・・
一  : どうにしろだめ!悟郎のハグ禁止っ!
  : いや・・・だから、朝も言ったけど・・・ハグ、私は平気なんだけど・・・
 : (小声で)ヤキモチ妬いてんのよ(^^)
  : え?ハジメくんとゴロちゃんって・・・そーゆー関係だったの?(。・・。)
一  : んなワケあるかっ!

の勘違いを一が真っ向から否定するが、清春と悟郎が視線を合わせ何かを企んだように笑った
その姿を見ていた残りの一以外のB6メンバーも小さく笑った

清春 : そーそー、そーゆー関係だったンだゼェ〜知らなかったのかァ?ブーチャ?
一  : 清春!誤解されるようなコトいうなっ!Σ(`・д・ノ)ノ
  : ホント?誤解?どっち?
翼  : さぁな?どっちだと思う?
  : ん・・・σ(−`ー)・・・
一  : なんで悩んでんだよっ!
悟郎 : どういう関係か・・・それはぁ〜、の想像に任せちゃうっ!
     キャーゴロちゃん言っちゃった(///∇///)
一  : おいおい悟郎、悪ノリするなっ!.....煤S(;゚□゚)ノ
瑞希 : 信じるも信じないも・・・貴女次第・・・フフフ〜ン♪(鼻歌)
トゲー: トゲゲー♪
一  : トゲーまで・・・うううっ(T_T)
悟郎 : ハジメ、泣いてる!可愛そうっ。ゴロちゃんがハグして慰めてあげる☆
一  : うぐっ・・・L(>0<)」  おい、翼!助けろよっ!
翼  : Best Couple、似合いじゃないのか?クックックッ( ̄ー ̄)
一  : 翼! Σ( ̄Д ̄)
悟郎 : ハグ☆ハグゥ〜デボラ大好きハジメw(≧∇≦)
一  : やめろ!悟郎っ!




みんなが笑い合ってるそんな中、に永田がすっと近づく

永田 : ・・・大丈夫・・・のようでございますね。ありがとうございます
 : いいえ。私の力じゃないですよ。
     B6のみんなが本当に仲直りしたいって思ってくれたからですよ
永田 : そうですね・・・といった方がこの場はよろしいのでしょうね
 : ええ。もちろん。
永田 : 何かお礼をいたしましょう
 : え?・・・でも・・・σ(^-^;)

が困ったように頬をぽりぽりと掻いた時、が覗き込むようにと永田の間に入ってきた

  : 何こそこそやってるんですか?
永田 : ヒミツです(VーV)
  : なんかズルイ(-"-)
 : 大人はズルイのよ(VーV)
  : むーーー(-`ε´-;)  お礼がなんとかって聞えてたんだから!
永田 : お礼・・・お礼といいますかお詫びですよ。ね?さん
 : そうそう
  : ・・・いいけどさ



翼  : 詫びか・・・確かに必要だな。

今度は翼がの隣にスーッと入ってきた

永田 : 翼様
翼  : 何か欲しい物はないのか?ふたりとも。詫びに好きな物を買ってやる。
  : そんなコト言われても・・・ね・・・
 : んじゃ、お昼御馳走して?(///∇///)
翼  : What?
 : 別荘で食べた食事が美味しかったんだもん。それにお昼代も浮くし助かるvΣd(ゝω・o)
  : ・・・(・.・;)
翼  : アーッハッハッハッ。そんなコトか!OK、いつでも来い。
     永田、これからのLunchはオレ達plusの分を準備するよう山田に伝えろ。
永田 : かしこまりしました。翼様。


そんなワケでこの旅行後、はバカサイユでランチを取るコトになりました