『 12 Vitamin 舞踏会スクランブル chapter 5 』 ★ Write:梅桜 ★
と悟郎に挟まれたまま、は翼を見ていた。T6のメンバーも翼の次の言葉を待っていた
いきなり明かされた別荘の秘密・・・それは「Ghostが出る」という噂だった

  : Ghostって・・その、あの・・
清春 : ブチャは声もでねぇなぁ?!!
     お化けだよ、!驚いたか?怖いかよ?!!Ψ(゜∀゜)Ψ
 : まぁ驚いたっちゃぁ驚いたかなぁ。( ̄_ ̄)ゞ
一  : 全然驚いてるように見えないだけど・・・なぁ?
清春 : まったくナギの言うとおりだぜ!ブチャみたいに怖がれってぇの!!
衣笠 : おや?仙道君は何か知ってるんですか?それとも・・・
一  : あ、あれだ、前にに来たことがあるんだ、俺たちは・・な?清春?!
翼  : そうだ、清春は忘れているだけだ。
清春 : あーそうそう、そういうことー。俺様忘れやすいから、キシシシシψ( ̄▽ ̄)ψ
 : ふ〜ん、清春君がねぇ・・・
清春 : 何だよ、!お前全然怖がってねぇじゃんかよ!それでも女かよ!
悟郎 : 怖くないの?!ゴロちゃんポペラ怖いんだよ?!
一  : つーかさ、ちゃんもの凄く怖がってるじゃん?
翼  : What?何が怖いんだ、まったく判らん
  : だって見えたんだよ?影が・・・それより真田先生?
瑞希 : ・・・子犬震えてる?
瞬  : 怖いのか、子犬は
真田 : お前ら子犬、子犬って・・・実はさ、俺も怖かったりするんだよねぇ( ̄∇ ̄*)ゞ
二階堂: 真田君、仮にも君は教師ですよ?生徒の前でパニックになるとは情けない。
九影 : まったく、役にたたねぇよなぁ、猿?
真田 : あーー!九影さん、猿って行った!怖いもんは怖いでしょ!
葛城 : ね、ね、ちゃん、銀ちゃん、もの凄ーーーーく怖いんだよねぇ。抱きつていい?
鳳  : 何をしてるんだい?葛城君?
翼  : に抱きつくな!このホスト崩れが!!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
葛城 : け!坊ちゃまが嫉妬かぁ?ジェラシーか?
鳳  : 葛城君、大人気ないよ。まったく・・・
葛城 : あん、オートリ様ぁ〜〜だって銀ちゃん怖くて怖くて〜衣笠さ〜ん助けてください〜!!
衣笠 : はい、おとなしくしててくださいね?
葛城 : ・・・はい、わかりました・・・
瞬  : ホスト崩れを一言で黙らせた・・・さすがだ
瑞希 : ・・・オバケとかより怖い人が居る
 : 瞬君も瑞希君も、ボソっと怖い事言わないように。
  : それより!葛城先生、大丈夫ですか
葛城 : Oh、さすがマイハニーは優しいぜ。俺様、それだけで復活しちゃうもんねぇ!!
 : の一言で復活しちゃうしねぇ?それにしても心強いですよね、衣笠先生と鳳先生は。
九影 : まぁ確かにキヌさんにトリさんが居たら無敵だな
二階堂: その意見には同意しますね。



翼  : お前ら俺の話を聞け!!この別荘にまつわるstoryをこの俺様が話してやろう
  : いやだーこれ以上そういうのは私苦手ぇぇぇぇ!!(((p(≧□≦)q)))
葛城 : 銀ちゃんもいやぁぁぁ
翼  : Shut up!気色悪い声を出すな!から離れろ!
葛城 : 嫌だもんねぇ〜銀ちゃん怖いから離れられない〜子猫ちゃ〜ん、真壁がイジメル

※バコーーーーーーーン!!!(*`∧´)_θ☆(ノ.凵D)ノ

鳳  : 教師らしからぬ言動に注意したまえ!!まったく君は・・・ちゃんから離れなさい!
  : (今鳳先生出席簿出さなかった?)打たれ強いとは聞いてますが・・・大丈夫ですか?
葛城 : ちゃんありがと!君の声だけで葛城銀児、復活だっぜ!ぶいっ!!!
翼  : おーまーえーらぁぁぁぁぁ!!!人の話を聞く気がないのか!!!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆

と、その時大きな音と共に、一斉に電気が消えた。
と悟郎は悲鳴を上げてまたに抱きついた

清春 : だーかーらぁ、なんでブチャはに抱きつくんだ?(#`皿´) 
一  : そうそう、俺たちに抱きついてもいいんだぜ?
  : でもでも・・・一君も清春君もなんでそんなに怖くないの?電気消えたんだよ?
翼  : これは・・・永田!
永田 : はい、電気系統に異常はありませんので、例の件、かもしれません
翼  : Shit!やはりな。あの話を始めようとするといつもこうだ・・・
一  : ひょっとして翼・・・あの事、なのか?
瑞希 : ・・・・・トゲーが怖がって出てこない
衣笠 : 真壁君、どんなお話なんですか?
  : 衣笠先生まで!!
 : まぁまぁ、落ち着いて。話を聞いてみるだけよ
真田 : 先輩、俺かなりビビッてるんですが!ヤバイっすよねぇ・・電気が消えちゃうなんて
二階堂: 真田君!まったく・・・さんはこんなに落ち着いているというのに。
九影 : つうか、、お前は怖くねぇのか?
     女ってぇのはこういう時みてぇにきゃーきゃー言うもんだろ?
瞬  : いつもと全く一緒だな、
 : 九影先生も瞬君も酷いですよ。怖いといえば怖いですねぇ・・・ほら動けないし
九影 : そりゃぁ違ぇね〜やな。
二階堂: 風門寺君、いつまでさんに抱きついてるんですか?!
悟郎 : 嫌だもん、プーーーーー!!ショウちゃん、抱きついたいんでしょ?
二階堂: な、なにを、ヽ`(~д~*)、ヽ`
瑞希 : ・・・僕も怖いからの隣に行く
真田 : 斑目、お前全然余裕じゃねぇか!!それなら俺の方が
二階堂: 真田!!ヾ(`◇')
九影 : 猿!!ヾ(`◇')
瞬  : なにドサクサ紛れにに抱きつこうとしてる、子犬が!
真田 : なんだよぉー・・・なんかそこまで言われると凹むじゃん・・・(T_T)
 : まあまあ、皆さん落ち着いて。ねぇ、鳳先生?
鳳  : まったく、ちゃんの言う通りだ。話が進まないだろう?
衣笠 : うふふ、そろそろ真壁君の話を聞いても大丈夫ですか?ちゃん?
  : あ、はい、大丈夫です、衣笠先生。なんだかすみません
一  ; いいんだって、怖いもんは怖いんだし。
     ちゃん、いつでも俺の胸に飛び込んできていいぜ
清春 : ナギの胸になんか飛び込むと何されっか、わかんねぇぇぞ?!ブチャ!
  : そんな事ないもん。怖かったら清春君にも頼るかもしれないから、よろしくね(*^m^*)
清春 : な、なんだよ・・・お前はブルブル震えているのがいいんだよ、ブチャ!
衣笠 : そうそう、そうやって震えてる貴方も可愛いですよ、ちゃん
  : 可愛いって・・・そんな真顔で・・・(〃∇〃)
 : 可愛いってさ、ちゃん。今の衣笠先生の言葉でちょっと落ち着いた?
  : もう、ってば!でも・・確かに少し落ち着いたかも・・・
葛城 : それじゃ、銀ちゃんがもっと子猫ちゃんに囁いて

※バコーーーーーーーン!!!(*`∧´)_θ☆(ノ.凵D)ノ
鳳  : 話が進まないと言ってるだろう!!!・・・コホン、話して貰えるかな?真壁君

翼  : いいだろう、この館にまとわり付く話を聞け
 : ・・・ムードたっぷりの所申し訳ないですが・・・
葛城 : 坊ちゃん、それなら「まつわる」だぜ?まとわり付くって!
翼  : う、うるさい!ホスト崩れ!ちょっと間違っただけだ
  : そうですよ、葛城先生。翼君の話の腰を追っちゃ駄目です
葛城 : えーん、ちゃんに怒られちゃったよー!銀ちゃん拗ねちゃう
九影 : 拗ねたままでちょうどいいや、なぁ?真壁、続けろや

翼  : そう、Sad story。悲しい話をしよう。


翼 : それはまだ俺たちが生まれる前の話。ここに、実業家の青年が住んでいた
    使用人にもvery慕われていた、その青年はある日、近くの屋敷のメイドに恋した
    しかし身分違いの恋は許されなかった。どんなに許しを願っても、二人は反対され続けた
    愛し合っていたのに、許されなかった二人は・・・


翼が一呼吸置いた時、沈黙に耐え切れずに何人かが同時に口を開いた

真田 : どうなったんだ?真壁どうなったんだよー!!
  : なんかもう、聞きたくない(/□≦、)
悟郎 : ゴロちゃんもパラペ怖いぃぃぃ(/□≦、)



翼  : 手と手を硬く握り締め、この館で命を絶ったと・・・

バターンと大きな音が2階から聞こえた
誰かが倒れるような、大きな音で、は既に泣き出している
はただ、をなだめるだけで表情はいたって普通だった。それが清春には面白くなかった

永田 : ここは売り払おうという話をしていたのですが、翼様が信じないと言い張りまして。
翼  : 当たり前だ!俺様の前に姿を現した事がないというのに信じられるか?!
     はーっはっはっはっはっは!!( ̄▽+ ̄*)
 : しかし、まぁ・・・何というか九影先生どう思います?
九影 : あぁ?俺にふるなよ、俺に。トリさんの苦笑いを見れば判るだろ?ε〜( ̄、 ̄;)ゞ
鳳  : まぁ・・・言いたい事はあるが、後にしよう。大丈夫かい、ちゃん?
  : 帰りたいよぅ・・・もう嫌だぁ!(((p(≧□≦)q)))
衣笠 : うふふ、それなら、ぼくの別荘にご招待しましょうか?

翼  : 何?!!いや、もう大丈夫だ!、俺と別荘内を見て歩けばいい!!
  : えぇぇっぇ?!何言い出すの?信じられない、絶対行かない!!(((p(≧□≦)q)))
翼  : 俺は一度もGhostを見ていない。だからお前も絶対に見るわけがない!
 : ・・・すごい論理だわ。o( ̄ー ̄;)ゞ
二階堂: 言い切れるところが真壁君らしいですね
葛城 : 真壁ボーン、いい加減にしろやぁ?ちゃん泣かせると、俺本気で怒っちゃうぜ?
翼  : やるか、ホスト崩れが!!ヾ(*`Д´*)ノ"彡☆
一  : まぁまぁ先生も翼も落ち着けよ。
     俺達も一緒だぜ、ちゃん?行ってみようぜ?さんも、な?
清春 : 安心しろ!!ブチャ。この俺様も一緒だからな、怖いわけねぇだろ!!
     オバケなんて一人でいいんだよ!
衣笠 : おや、仙道君、それはどういうことでしょうかね?( ̄ー ̄)
 : まぁ衣笠先生・・・(マジで怖いんですが)えーっと、瞬君、どう思う?
瞬  : そうだな、仙道と一緒ということは危ない。俺も一緒に行ってやる
悟郎 : ゴロちゃん置いていかないでよ〜!!ポペラ怖くて動けないぷー!
 : 判ったから。私が動けないからくっつかないの!・・・で、瑞希君も来る?
瑞希 : ・・・さんが行くなら行く。
 : だって。、皆一緒なら大丈夫でしょ?
  : うん・・・
 : 大丈夫だって。ホント、何にも起きないって翼も言ってるんだし?
翼  : そうだ!!俺様の目の前にGhostが出てきたのなら、捕まえてやる!!
     ハーッハッハッハッハッハっ
     ごほ、げほ。
衣笠 : うふふふ、あんなに意気込んで。心強いですよね、ねぇ?ちゃん。
鳳  : 本当だね。真壁君が頼もしく見えてくる
  : そうですね・・・だいぶ緊張がほぐれたかも
 : じゃ決まりね。翼君、案内してくれる?

その時、の後ろから良く響く声がした

二階堂: それなら私もご一緒しましょう
悟郎 : ショウちゃんが?!パラペ力まかせかも!!
二階堂: それなら「力強い」ですね、風門寺君
悟郎 : うん、そうとも言うかも。ポペラ力強い強いってねーー!
衣笠 : 二階堂君が行かれるんなら、ぼくも行きましょう。
清春 : おばけぇ?!・・・ま、いいけどよ・・・
衣笠 : 仙道君、なにかぼくがご一緒したら困ることでも?
清春 : ねぇよ!何にもねぇ!!・・・まったく、めんどくせーなぁ
 : 、立てる?衣笠先生も一緒だし、大丈夫だから。
  : うん・・・衣笠先生に二階堂先生が一緒なら・・・
 : 平気平気。ね?瞬君?
瞬  : あぁ、仙道が変なことをしようとしたら俺がぶっ飛ばす
清春 : ナナァ、やんのか、あぁぁ?!
一  : こんな所でケンカするな!じゃ、行くぜ?他の先生はここで永田さんと待っててくれよ
九影 : しょうがねぇな、何かあったら大声出せよ?
 : それは頼もしいですね。九影先生飛んできてくださいね
葛城 : 子猫ちゃん、怖かったら俺とここに居てもいいんだぜ?ずっと抱きしめて・・・
衣笠 : って言いながら手が震えてますよ?葛城君
葛城 : あ〜ん、衣笠さ〜ん、それ言っちゃいやーん
真田 : ちゃん、おれ心から応援してるから!!ホントだよ!!
 : はいはい、真田先生は九影先生と一緒にここに居てくださいね
九影 : まったく、どっちが女だか判らねぇな
真田 : 九影さん、それは酷いよ!(`ヘ´)
 : そうですよ!まるで私が真田先生より強いみたいじゃないですか(`ヘ´)

以外の全員: いや、そうだから。ヾ(- -;)
 : ちょっと、皆なんて目でみるんですか!もう失礼だなぁ゛(`ヘ´#)
  : 冗談だって。でもだいぶ怖くなくなってきたかも


B6のメンバー、そして二階堂と衣笠、それと
は相変わらずにくっついているが、そのすぐそばに翼と一が居た
そしてのもう片一方の手は悟郎が占拠していた瑞希はその後ろで悟郎を恨めしそうに見ている
瞬と清春は時々ケンカしながらもと一緒に行動していた

2階へと続く階段。翼が先頭になり、そのすぐ後からたちをくっつけたが続いた

瑞希 : ・・・怖くないの、さん。さんはこんなに震えてるのに。
清春 : そうだぜ、まったく可愛いくねぇ女だってねぇの!!
 : 清春君に可愛いなんて思って貰えないなんて嬉しいわねぇ。でも怖いものは怖いわよ?
瞬  : そうは見えんがな?
  : そうだよ。私なんかに捕まってないとだめぇ
悟郎 : ゴロちゃんもに捕まってないとだめぇ
二階堂: 風門寺君、君は違うでしょう?!
     ・・・コホン、多分さんは私達と同じ考えだと思いますよ
衣笠 : そうですね、僕もそう思います。そうでしょ?さん
 : そうですね、多分同じです。でも今それ言っちゃ駄目でしょ?
清春 : 何だよ、超ーーーーつまんねぇ!!!俺先にいって見てくるぜ!!
一  : あ、まて清春!俺も先に言ってるぜ
  : あ、清春君、一君・・・翼君大丈夫なの?
翼  : あぁ、二人ともこの別荘は初めてではないからな。先に様子を見に行くのが当然だ
 : 当然、ねえ・・・ε〜( ̄、 ̄;)ゞ
瑞希 : ・・・さん、なにかさっきから言いたそうな感じ。
 : ん?そう?気のせいだよ
瞬  : そうか?俺もそう思うんだが・・・
  : じつは私も気になってたんだ・・・衣笠先生も何か隠してるみたいだし
 : だから、気のせいだって!ねぇ衣笠先生?
衣笠 : うふふ、そういうことにしておいた方が良さそうですね
トゲー: トゲトゲー!クケー?
翼  : 瑞希、今トゲーは何といったんだ?
瑞希 : ・・・さんが怖いなら、僕が付いてるって。トゲーは優しいから。
 : ありがとう、トゲー
トゲー: クケクケー
悟郎 : ショウちゃん、頭がポニャ〜ンと痛いって顔になってるよぉ?
二階堂: いや、いつ見てもトカゲと言葉を交わすのが理解できないだけです
 : そうですか?不思議だって、トゲー
瑞希 : ・・・トゲーは偉い

と、会話が弾んでいたとき。
不意に一番先頭を歩いていた翼の足が止まった
そしてにしがみついていた、が一層強くの腕をつかんで止まった

翼  : 何か・・・聞こえる・・・Be quiet!
  : 何・・・いやぁ!聞こえる!!誰か泣いてる声がする!!(((p(≧□≦)q)))
 : 、ちょっと痛いから、落ち着いて!!
悟郎 : パラペ聞こえた!!!ゴロちゃんも聞こえたぁぁぁぁぁ!(((p(≧□≦)q)))

どこからか聞こえる女性の泣き声。それはすぐ近くのようで、遠いようで。
それが一同をパニックにさせた

二階堂: 風門寺君、落ち着きなさい!そんなにさんを引っ張らない!
衣笠 : ちゃん、大丈夫、大丈夫ですよ
 : 翼君、一君達を呼び戻して!
  : いやぁ!いやだぁぁぁ!!(((p(≧□≦)q)))
翼  : 、落ち着け!俺がいるだろう!!
瑞希 : ・・・風門寺、いい加減落ち着いて。
瞬  : とにかくから離れろ!
悟郎 : いやあ!ポペラ怖い〜!!!(((p(≧□≦)q)))
 : ちょっと、お願い、二人とも落ち着いて!!ちょっと、ちょ・

その時。
は階段で重心を崩した
勿論、そのにしがみついていたも一緒に重心を崩してしまう
悟郎は何とかから離れ、瑞希に捕まえられていたが
暗い階段で、両手を捕まれ、重心を崩してはどうしようもなかった

とっさにを見ていた
ここに連れてきた事で怪我なんてさせたら鷹士に合わせる顔がない。
そのの手をしっかりと衣笠が掴んでいた。
ほっとしたはなんとか踏み止まろうと足を出したが、上手くいかず、ひねってそのまま転がる
痛さに身を固めると、その先には階段ではなく二階堂がいた

二階堂: 足は大丈夫ですか?すみません、もう少し早く支えられれば良かったのですが
 : 大丈夫です、ありがとうございます
二階堂: 駄目です、申し訳ありませんがしばらくこうさせてください

二階堂はそう言うとをお姫様抱っこで抱き上げた
恥ずかしさで一杯だか、は気になることがあった

 : 、大丈夫?
衣笠 : はい、ちゃんならこちらに
  : ・・・えぇっと・・・大丈夫って言うか、抱っこされてます(〃∇〃)
衣笠 : はい、ちゃんとここに。しばらくはぼくの腕の中に居てくださいね?
翼  : 何をしている!!をおろせ!ヾ(`◇´)ノ彡☆
 : その前に話してもらいましょうか?翼君?
翼  : What?な、なんのことだ!(; ̄Д ̄)
悟郎 : 翼、もうやめよう?ゴロちゃんにこれ以上怪我させたくないよ
瑞希 : ・・・僕も、トゲーも同じ。さんが足を怪我したのは、僕たちのせい
  : え?ゴロちゃん、瑞希君、僕たちって?それにが怪我って・・・
 : 怪我なんてしてないわよ、ちょっと足をひねっただけ。(゜∇^*)
瞬  : それでも立派な怪我だ。俺たちのせいだ
 : 瞬君もおおげさだから、ね?ゴロちゃんも瑞希君も、大丈夫だから
一  : おい、お前ら遅いって、ちゃん、って、なにお姫様だっこされてんだよぉ!!
清春 : オバケ、さっさと俺様のおもちゃを離しやがれ!!
  : やめるって何、翼君?どういうこと?それに一君も清春君も!!
     皆どういうことなの?!ヾ(*`Д´*)ノ"
 : 、落ち着いて。翼君、話してくれるよね?勿論みんなも、ね?
翼  : ・・・O.K.戻ろう

翼にしては珍しくまったく力のない返事だった。
の怒りで遊び心が行き過ぎていた事に気が付いたのだろう

一  : あっちゃぁ、バレバレかよ・・・おい、清春終わりだ
清春 : なんだよ、俺様はにキャーキャー言わせてんだよ!!
     ブチャもまだ怖がらせ足りねぇしよ
衣笠 : 仙道君、これ以上のオイタは許せませんよ?゛(`ヘ´#)
清春 : あ、えっと・・・その・・・オバケ、こっち見るなってぇの!!!
一  : 翼、俺オバケより怖いものを見た気がする・・・)゜0゜(
翼  : 一、何も言うな。俺も実は非常に怖い)゜0゜(
悟郎 : ゴロちゃん、キヌちゃんがパラペ怖いかも・・・
瑞希 : ・・・最強、って事。トゲーも怖がって出てこない
瞬  : 、お前も見えたのか?
 : 瞬君、それは言えない。つうか、私も怖いもん
衣笠 : うふふ、皆さん大げさですよ。さ、行きましょうか?
二階堂: そうですね、電気系統もすぐに回復するでしょう

 : あの・・・二階堂先生
二階堂: 何か質問ですか、さん?
 : 質問というか・・・お姫様だっこのままでしょうか?
二階堂: 私の胸ではご不満ですか?
 : いえ、不満なんてトンでもないです!(///(エ)///)・・・その・・重くないですが?
二階堂: その質問は却下します。それより、ずっとこうしていたい、と言ったらどうしますか?
 : は、はい?あの、今なんと?!
二階堂: なんでもありません。おとなしく捕まっていて下さいと言ったんですよ
 : は、はぁ・・・判りました(//////)

二階堂の胸の中ではいつもの勢いを失い、静かにしている他なかった
そんなを後ろから、衣笠にお姫様抱っこをされたが見ていた

  : 、大丈夫なんでしょうか、衣笠先生
衣笠 : うふふ、ちゃんは余裕ですね?ぼくはこのまま貴方をさらうかもしれないですよ?
  : え?さらうって・・・あ、あのえぇっと・・・(〃∇〃)
衣笠 : 冗談ですよ。それにさんなら大丈夫です
 : そうそう大丈夫、大丈夫。歩けるって・・・えっと、お、おとなしくしてます
二階堂: よろしい。たまには人の力に頼るのも悪くないですよ
 : はぁ・・・でも恥ずかしいですよ。
悟郎 : じゃ、ゴロちゃんが変わる!!
瑞希 : ・・・駄目。風門寺が変わるなら僕が抱っこする
 : いや、そういう問題じゃないから。
一  : それより、本当にちゃん、怪我はないんだな?
翼  : 俺も気になっているんだが・・・
  : 私は平気。ちょっとびっくりしただけだし。どこも痛くないよ
 : 翼君も一君も、ホッとした?
翼  : あ、当たり前だ!・・・ケガなんてさせたら・・・大変だからな
  : 翼君・・・大丈夫、ホント、大丈夫だから、ね?
一  : でもよ、先生達が一緒で良かったよな
衣笠 : それは褒めていただいてるんですよね?草薙君。
     でもちゃんはこのまま、ボクがお連れします
葛城 : あ、ちゃん!!どうしたの、衣笠さんに抱っこなんてされてぇぇぇ!!
真田 : 先輩もちゃんもどうしたの?
九影 : 、足どうしたんだ?まさか大声が聞こえたとき、転がり落ちたか?
 : ん〜、微妙に当たりです(苦笑)落ちる前に二階堂先生に受け止めてもらっちゃいました
鳳  : 永田さん、すまないが救急箱の様なものはあるかな?ちゃんもケガはないかい?
  : はい、衣笠先生に助けてもらったんで。


二人がお姫様抱っこで戻った先では永田が忙しそうに動き始めていた
そして4人の教師が出迎えた。まるで待ちくたびれたとでも言いたそうだった
そして煌々と眩いばかりに電気系統が復活していた

Welcomepatryは始まったばかり、そしての運命は?!