『 VALENTINE2007 選択後 銀時 』
選択後 ◇ 銀さん& ◇ Write:梅桜
はさんざん悩んだあげくに、銀時にチョコレートを渡す事にした
しかしここで問題が・・・
: (普通に万事屋に行って銀さんに渡したら、
神楽ちゃんの分も持って行かなくちゃダメかなぁ・・・)
悪気はないだろう。でも神楽はいつもにちょっかいをだしてくる
その時、の脳裏に独りの助っ人の顔が浮かんだ。早速万事屋に電話してみる
電話に出たのは志村新八だった
: もしもし?新八君?です
新八: あーどうも。今銀さんに
: あ、待って待って!新八君にお願いがあるの。良いかな?
新八: ひょっとしてバレンタインのチョコレート、じゃないですか?良いですよ。
今銀さんも神楽ちゃんも買い物に出てますから
: ありがとー!さすが、新八君!察しが良いな
新八: 銀さん達がアレ、ですからね。
神楽ちゃんとボクが留守番して、銀さんだけさんと会える様にしますよ
: ありがとう!でも・・・出来る?
新八: 任せてください!男新八!・・って帰ってきたようですから、そろそろ切りますね
: じゃ、後で場所メールするね
バレンタイン当日。
銀時は地図を片手に、店の前を行ったり来たりしていた
と前に来たカフェ。でも、一人で入るには少々抵抗がある
銀時: んだよ、俺に直接頼みって・・そういうのは万事屋に依頼に来いっつうの・・・
銀時は目の前のカフェを見つめる
銀時: (ここで待ち合わせらしいんだよな・・・
時間も合ってるだろ?はいりたくねーなぁ・・・ったくよぉ)
ちょっと周りを見渡して
銀時: (なんだなんだぁ?カップルばっかりじゃねーかよ!
お前ら何いちゃついてんだよ!!そう言う事は家でしろ!
つうか、もっと暗くなったらこっそり・・・あ、そうか・・・今日はバレンタインかぁ)
: ぎーんさん!
銀時: うわぁ!!・・・ボ、ボクは別にイヤらしい事は考えてません!
そう言う事は家でしろとかって、
かよ!驚かすなよ!あーマジで心臓止まるかと思ったじゃねーか・・
: 何を家でするの?
銀時: え?あ、ほら、あれだ、あれ・・・あの・・・さ、三國志!!
ゲームだよ、ゲーム。って、、どうしたんだ?
: だって、銀さんに依頼したの、私だもの
銀時: ・・・へ?
銀時の顔がもの凄く一瞬間抜けになるが、は笑ったまま、店の中に入る様促す
: ここ、甘いモノもあるんだよ?
銀時: あ、そ、それは判るけど、今日ってさ、
そんなスイーツよりも甘いモノが貰える日じゃないかな?ちゃん?
: んー・・・まあまあ、銀さん焦っちゃダメだよ。
私、とりあえずホットチョコレートかな?銀さん、なに頼む?
銀時: パフェ。フルーツパフェなって、聞こえるかー?ちゃーん?!
: 聞こえてるって
銀時: それでは質問です!今日は男性に何を贈る日?
: んー・・・それじゃ逆に銀さんは何が欲しいの?
銀時: って、えぇ?!・・・それって反則だろ?
: えー?反則なの?
※ここから銀時ココロの声(笑)
・・イヤ、待てよ・・そう言って、俺の好みを聞き出して
じつは「私がプレゼントよー」とか言い出したりする?
そういうオチ?ヤッベーだろ、それは!
つうか、その手はもう古いとかガンガンツッコミ来るって!!
でもなぁ・・・が「・・・私をた・べ・て☆」とか
「A・GE・RU☆」って言われたらよぉ!!
それは据え膳食わぬは何とやらって奴だろうが!!なぁ銀さん!!
おれだって男の子だし?そういう事も考えちゃうお年頃だし?
・・・あ、あれか、そういう事を散々考えさせた上で
「今日の依頼は杉田さんのイベントチケットGet!です!」ってオチ?ねえ、そういうオチになる?
・・イヤ、待て。冷静になれ、俺!
・・・今日は男子が恋いこがれたバレンタインデーだぞ?
どんな男子もドキドキしながら靴箱なんかを開けて、チョコレートの確認をわざわざする日だぞ?
机の中とか、必要以上にガサゴソさぐっちゃったりする日だぞ?!!
そんな男子にとって神聖な日をがすっかり忘れて、
なおかつ土足で踏みにじるハズがねぇ・・・
神楽じゃ有るまいし!!
・・・え?じゃ、なに?・・・ひょっとして、この流れって・・・
と俺は今夜ちょっとゴールデンタイムじゃ放送できないような所に行き、
ゴールデンタイムじゃ放送出来ない事を・・・ってそれは新八だぁぁ!!
そして少年誌にあるまじき行為だろ!
だから、冷静になれ!落ち着け俺!!坂田銀時突っ走りすぎだろ!!
今日は新八が居ないからツッコミがいないからな。
妄想が加速してとんでも無い方向へ行って、と二人で結婚して
子供は二人で上が女の子で下は男の子でぇ、
年賀状には家族写真を使ってぇ坂田家族でーすみたいな?
・・・おいおい俺、いくら何でも飛躍しすぎだって。
それは行き過ぎだ。あのでも行かないテリトリーだろう・・・
ヤッベー、俺って独りで妄想しすぎ?
でも、これは妄想で、現実はじつは俺はジャンプ読みながら寝てたりして、
いやいや、目の前に現にがいるから!
待て待て、そんな俺の思い通りの現実ってあり?
実は夢落ち?いーーや!ありえねぇ!!
ひょっとして、はそれを見越して・・・
え?がそれを望んで?ゴールデンじゃあり得ない展開とか待ってたり?
のお望みが?・・・ひょっとして、間違ってなかったら・・・俺だったり?
・・・銀さんがほしいのぉとか?って、それ既にギリギリだろ!
・・・いや、言われたい!言われたいけど・・どうなんだ?
: ホットチョコレート美味しいよ銀さん。銀さん?ぎーんさーん?!
銀時: え?あ、あれだ。
銀さんとしてはゴールデンなんて関係なく、の望を叶えてあげる事も出来るって事だ
: ん?・・・妄想で何処まで行ったか知らないけど・・・パフェ、来てる
銀時: えぇ?!俺一人で悶々と悩んでた?ひとりぼっち?え?妄想で放置?
: 百面相、面白かったよ☆
は銀時をこれ以上焦らしても可哀想だと想い、小さな包みを取り出した
: 銀さん、ちょっと聞いて。新八くんがね、気を利かせてくれたの
銀時: 新八が?・・・どうゆうこったぁ?
: だって、せっかくチョコレートあげる時に
神楽ちゃんが居たら、きっと大変な事になるからって
銀時: ・・・、今・・お前、今、チョコレートって言ったよな?言ったよな?!
: うん。銀さんに貰って欲しいなと思って・・・受け取って?
がテーブルの上にラッピングされた、小さな包みを出した。
ハートのシールが銀時の照れくささをパワーアップさせた
銀時: ・・・俺に?あ、あれだろ?
ほら、他にも義理チョコでーすって配ってるうちの一つとか?そう言うオチ?
それとも、あれか?
杉田さんにあげたいんだけど・・・って銀さんでも一緒だからっていうオチ?
: そういうオチは要りません!今年は銀さんだけ・・・一つだけ。
銀時: マジ・・・かよ・・
: ・・・要らないなら持って帰るもん!
銀時: ば、バカ!・・・要らねーなんて言う訳ねえだろう・・その、あれだ・・・あのー・・・
チョコを戻そうと掴んだの手と、銀時の手が重なる
銀時は照れくさそうに頬をかく
銀時: ・・・このまま・・・離さねーぞ・俺は・・きっと・・・
: それは貰ってくれるって事?
銀時: ま、早い話がそう言う事だ。ありがとな、
そっとの唇にキスをした銀時
銀時: ・・お前って甘いんだな・・・すまねえ・・・つい、照れくさくって、よ。
: 銀さん・・・
銀時: 照れくせーけど・よぉ・・・まあなんだ、な。嬉しいな、やっぱ。
: ん?
銀時: 好きな奴からチョコレート貰うって、事。もう言わねーからな!こんな恥ずかしい事・・・
: えー聞こえなかった!銀さんもう一回!
銀時: やなこった!俺はパフェを食うからな!!まったく・・・バレンタイン、か。
そう言うと、銀時は目の前のフルーツパフェを食べ始めた
しかし、その耳は真っ赤だった事をはちゃんと見ていた
Happy Happy Valentine!!