『 12 Vitamin 舞踏会スクランブル 仙道清春の場合 』 ★ Write:のんた ★
舞踏祭のパートナーを決める・・・

そのせいか、愛の告白めいたメールや手紙を次々にもらいドキドキしていただったが
1通のメールを見て違う意味で一気にテンションがあがった


次の日の朝、そのテンションが上がった手紙を書いた清春を
学園についたは血眼になって探し回っていた

  : 清春くん!

やっとの思いで見つけた清春は体育館倉庫奥
跳び箱の上で足を組み寝っころがっていた

清春 : ンだヨ。朝からウッセーなァ〜。
     朝の挨拶はァ〜、おはようゴザイマス〜ってヤツだろ?
     それともォ〜、ンな挨拶ヌキでオレ様に会いたかったのかヨ。ブーチャ
  : ・・・んなわけないでしょ!なんなの!これはっ!L(>0<)」

そういってが手に持ち清春の目の前に突きつけたのは携帯


清春 : なンだよ。オマエの携帯ジャン?
  : この画像を見て!っていってんの!

が目の前に差し出した画面には
が美味しそうに骨付きフライドチキンに食らいついている姿が写っていた


清春 : すンげー可愛く撮れてンじゃねー。
     これ撮ったヤツ、超天才ジャン ( ̄ー ̄)キシシシッ
  : だからっ!なんで、こんな写真を清春くんが送信してくるのよ!
     これ、ひとりで食べてた時の・・・
清春 : それがどーかしたか?ブ〜チャ?
  : くっ(-_-#) この日・・・つけてたの?
清春 : フン、オレ様はそンなにヒマじゃねーヨ。
     たまたま通りかかった時にィ〜
     たまたまオレ様好みのブチャ顔があったから記念に撮ってやっただけだゼ。
  : 盗み撮りじゃない!(`o´)
清春 : キシシシッ。オレ様の趣味だ!文句あっかァ?
  : あ、あるに決まってるでしょ!!
     しかもなんでこれが舞踏祭のパートナーのメールのデコレーションなわけ!
     失礼極まりないじゃない`_´
     まかりなりにも乙女を誘うなら・・・

が力説を続けようとした時、清春が冷めた目で言葉を繰り返す

清春 : 乙女、ねェ〜 (VーV)
  : な、何よっ。
清春 : 別にィーーーーー ( ̄ー ̄)
  : だいたいね、あんなメールじゃなくって・・・
清春 : あんなメールねェーーー。
     ふふ〜ん、ンなの決まってンだろ?

清春はそういって微笑を浮かべ、跳び箱から飛び降り話が途中のの真正面に立つ


息がかかるほど顔を近づけてニヤリと笑みを浮かべた

  : ・・・な、なに?
清春 : こうすればオマエはゼッテェーに、オレ様を探しにくンだろ?
  : ・・・(¨;)
清春 : ンで・・・

清春はの頬をひと撫でして、指先での顎を挙げる

  : ちょ、ちょっと (・.・;)
清春 : この写真をバラまかれたくなければァ〜
     オレ様と舞踏祭出席決定な!って言えンだろが!
  : !!(O.O;)!!
清春 : キシシシッ。いい顔だゼ!ブチャ
  : 清春くんっ!(`へ´)

は怒り、顎を支えている清春の手を払いのけようとした
その手を清春は反対の手で掴み真面目な表情で顔をに寄せる

清春 : なァ?そんなにオレと躍るのは嫌か?
  : え・・・

さらに清春の顔がにぐっと近づく
いつものふざけた表情を見せず、まじまじとを見つめたまま・・・
その顔が近づいてくる
あと、数センチで唇が触れてしまいそうなほどに・・・

清春 : 本当に嫌ならイヤだって言えよ。オレ様じゃイヤだって言えよ
  : あっ・・・・・
     (・・・なんだかんだいってもさすがB6のひとりだわ
      ・・かっこよすぎる・・ダメ・・近すぎて耐えられない・・・)
     わかったわかったから!もう離れて
清春 : 何がわかったンだ?ブ〜チャ?
  : 清春くんとパートナー組むから離れてっ!

真っ赤になったはそういうのが精一杯だった
の表情にしてやったりの笑顔を浮かべる清春

清春 : 決定な。今の話、忘れンじゃねーぞ。
     オバケとかカベに誘われても断っとけヨ
  : わかってます・・・(-o-;)
     だいたい、こんなコトしなくたって・・・
     誘われたら、清春くんにしようと思ってたのに・・・

の呟きに清春がぽかんとする

清春 : ・・・ハァ?( ・o・)
  : 聖帝舞踏祭のパートナー、清春くんにしようと・・・
清春 : な、なンでだよ
  : だってそうしないと聖帝舞踏祭、めちゃくちゃになりそうだし・・・
清春 : ・・・ンな理由かヨ・・・(-.-;)

呟いた清春の声が聞こえてないのかは話を続けた

  : でも本当に清春くんと踊るの楽しみだったのよ
清春 : は?

まだ続くの話に清春は再びぽかんとする

  : 清春くん、なんだかんだでも優しいトコあるし・・・そーゆートコ好きだしね
清春 : !!! Σ( ̄Д ̄)


清春の顔が今度は一気に紅く染まる

  : ん?あれ?私、なにか変なコト言った?
清春 : べ、別にいってねーヨ・・・
     (好きとかサラッと言いやがって・・クソッ・・)
  : でも・・・顔があか・・・
清春 : あーっ!それ以上しゃべンな!オマエ!! 
     そーだ!ドレス、オレ様が準備してやるからヨ、オマエ準備すンなよ?
  : でもまたイタズラを・・・(ーー;)
清春 : イタズラしねーヨ・・・今回はな・・・
  : 清春くん?
清春 : いいからオレ様のオモチャは黙っとけ!いいな?

清春はそういいながら、紅い顔のまま舞踏祭のプランを練っていた


舞踏祭当日


珍しく清春はイタズラの一切ない、きちんとしたドレスを用意した
それにはもB6も衣笠を除いたT5も驚いた

悟郎 : キヨがタネも仕掛けも何もないドレスを準備するなんて
     ・・・天変地異たけおかもしんない!
瞬  : ち、ちいたけお?(¨;)
悟郎 : なんか可愛くない?(*^_^*)
瞬  : それは・・・か、可愛いのか・・・(¨;)
     こほん・・まぁそれはいいとして・・・だ、仙道のヤツが大人しすぎる
     別にもっと大掛かりな仕掛けをしてるんじゃないか?
悟郎 : ん〜天井のシャンデリアが実は氷だとか〜??
瞬  : 曲が終わったら爆発する。とか・・・
     飲み物のいくつかに仙道のスペシャルドリンクが混ざってる。とか・・・
     いや、食べ物は無駄にするのはイカン。しかし、仙道なら・・・
悟郎 : むむむっ・・・なにを企んでるのかポペラ気になってきた(-_-)
瞬  : ああ・・・食い物を悪戯道具にしてなければいいが・・・

悟郎と瞬が疑心暗鬼で清春のやりそうなイタズラを巡らせていた

そんなふたりを察したのか、衣笠がふたりに声をかける

衣笠 : ふたりとも大丈夫ですよ。歓迎会の時のようなイタズラはないようですから
悟郎 : キヌちゃん!
瞬  : 歓迎会・・・あ、あの時は・・・悪かったと・・・
衣笠 : ウフフ、わかってますよ。少しからかっただけです
悟郎 : もう・・・キヌちゃんの意地悪 σ(^-^;)
瞬  : ところでだ。本当に仙道は食い物にイタズラを仕掛けていないんだな?
衣笠 : ええ、それに他の人に被害が出るような仕掛けはありませんから
瞬  : 他の人?仕掛け?衣笠先生、どういうコトだ?
衣笠 : 見ていればわかります。清春も少しは大人になったものです。フフフ

悟郎と瞬は顔を見合わせた後、ダンスホールのセンターで踊っている清春とをみた



清春 : オマエ、ワルツ踊れるようになったのかよ
  : と練習しましたからね ε=(。・`ω´・。)
清春 : 女同士ねェーーー( ̄ー ̄)
  : な、なによ。文句ある?
清春 : 別にィ〜キシシ щ( ̄∀ ̄)ш
  : 元は清春くんが私に教えてくれないからでしょ!
清春 : そーゆーのは、ジブンで覚えてヤルからいいンだろ?
     オレ様は忙しかったンだから仕方ねーだろ
  : 忙しかったって・・・まさか!!イタズラでも考えてたの??
清春 : バカいうなヨ!オレ様はユウゼンジッコーの男だゼ
  : ・・・有言実行ね
清春 : ウッセー・・・そろそろだな
  : ・・・え?

次の瞬間、会場の明かりが一斉に消えた

  : 何?(O.O;)
清春 : 

清春はを抱き寄せる

次の瞬間、清春とのふたりだけにピンスポットが当たる

清春 : 愛してンぜ
  : ・・・え?あ・・・

周囲の注目が集まる中、清春はにくちづける

  : んんっ・・・清春くん?!

周囲の視線に晒されたままのキスは
の耳に悲鳴と冷やかしの声が聞こえ始めた頃解放された

  : み、みんな見てるとこでなにすんのよ!Σ(`・д・ノ)ノ
清春 : だァーかァーらァ、したンだろ
  : え?
清春 : オレ様のオモチャに手出すンじゃねーぞっ、てな
  : え?え?あの・・・それって・・・
清春 : 愛してンだよ。オマエを
  : あ・・・
清春 : もう逃げらンないゼ?
  : ・・・う、受けて立つわよ
清春 : ウッヒャーщ( ̄∀ ̄)шキシシッ。やっぱオマエ面白いゼ。
     オレ様専用のオモチャ、決定な

清春は再びを抱き寄せにくちづける

  : 清春くん!!(>0<)
清春 : 契約のキスだゼ、ブーチャ


そういって清春は勝ち誇ったように笑った

その後、会場が沸き上がったのは言うまでもない